【引き金】
- 8月4日
- 読了時間: 2分
「前のものをとろうと手を伸ばした時に腰が痛くなったんです。」
「物を拾おうと体をねじったときに腰が痛くなったんです。」
このように症状を訴える方がいます。
「あなたの体にとって無理な動作だったんでしょう」
「その動作が原因だから今度から物を取るとき気をつけましょう」
と片付けるでしょうか?
「前にあるものを取ろうとして手を伸ばす」
「体をねじって床に落ちたものを拾う」
これは人間の体にとってそんなに異常な動作でしょうか。
「その動作をしたことが原因だ」と決めつける方がいますが、必ずしもそうではありません。

多くの場合、その動作は症状を起こす「引き金」に過ぎません。
こういうときには誘因という言葉を使います。原因ではありません。
そのような動作にすら柔軟に対応できない“からだ”の方に問題があるのです。
その動作を10代や20代の時にしたとしてもおそらく腰は痛めないでしょう。
ベースである“からだ”に問題が潜んでおり、何かきっかけがあればいつでも症状が起こる体であった、ということが問題になります。
一般的にぎっくり腰なんていう腰痛はその典型です。
大体お話を聞くと、きっかけはそんなに大した動作ではないことがあります。
天気の変化による気圧の変化によって症状が起こる方も同様だと思います。
「気圧の変化という環境の変化に対応できない“からだ”の状態だ」ということが問題なのです。
引き金である動作に気を付けても、ベースである“からだ”が何も変わらなければいずれ同じことを繰り返すでしょう。
定期的に熟練した施術家に“からだ”をチェックしてもらうことをおすすめします。




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