オステオパシーを学べることを誇りに思う。
おそらくこれが自分の治療家人生の軸になる。
オステオパシーは誰でも学べるものではない。
学び始めることも、学び続けることも容易ではない。
というのもオステオパシーというものに出会わない人の方が圧倒的に多い。
理学療法士の間でもほとんど知られていない。
なので学んでいる人はさらに少ない。
その中でも学び続けている人はもっともっと少ない。
私見であるが理由はいくつかある。
1.理学療法士は理学療法の線路上で勉強している。
(疑いを持たず、理学療法以外の世の中の技術に目を向ける人が少ない。)
2.オステオパシーを認めると、今まで勉強してきたことを一度否定しないといけない。
(考え方自体が違うため、一から勉強しなおすことになる。)
3.経験年数が経てば経つほど、プライドが邪魔をし、誰かに頭を下げて教えてもらうということができない。
(できない・知らない自分を一度認める必要がある。)
4.勉強にかかる費用が膨大である。
(セミナー代や教材費がとても高価である。価値が高い証拠であると思う。)
5.非常に繊細な感覚が要求される。
(わからなくなり挫折する人が圧倒的に多い。)
上記の理由をすべて乗り越え、自分は学び続けている。
ときどきふと思う。
オステオパシーを自分が選んだのか。 それともオステオパシーに自分が選ばれたのか。
選ばれたような気がしてならない。
もちろん家族の協力や周りの環境のおかげでもある。
「オステオパシーを学び、一人でも多くの人を健康に導く。」
ならばこれが自分の使命なのだろう。
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