オステオパシーはクライアントを健康に「導く」ことが仕事である。
決してクライアントを健康に「する」のではない。
この違いは重要である。

痛みを消してやろう、痺れを取ってやろう、というスタンスではない。
それをするのはクライアントの身体自身である。
オステオパシーでは身体の自然治癒力が働きやすいように身体をあるべき状態にセッティングするのである。
上手くセッティングが出来ても、健康の基本である食事習慣や運動習慣、睡眠状況が充分でなければ自然治癒力は発揮されない。
普段の食事や運動量、睡眠はクライアント自身がケアしていかなければいけない。
オステオパシーでは決してクライアントを健康に「する」のではない。
クライアントを健康に導き、ともに「健康という芸術作品」を「作る」のである。
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