【会話のキャッチボール】
- shogo631125exile
- 7月2日
- 読了時間: 2分
会話は言葉のキャッチボールだなんて言い方しますよね。
問診をするうえでクライアントとの会話は非常に大切になります。

いかに相手の問題の本質を見抜くか
治癒力を最大限まで高められるか
相手の心や感情に共鳴できるか
これらは施術を始める前の会話にかかっています。
私が施術前の会話で気をつけていることを1つ挙げてみます。
それは、「徹底的に聞き役に徹すること」です。
いかに相手の問題の本質を見抜くには、相手に自分の言葉で自分のことを話してもらう必要があります。
そのためには、相手が話したくなるような聞き方や立ち振る舞いをする必要があります。
相手にとことん興味を持ち、相手の生活を細かく想像します。
相手との距離感、座り方、相槌の打ち方、視線の合わせ方、適切なタイミングでの質問、話の広げ方など、色々なことを考えながら聞いています。
どうしてこの人はここに来たのか
相手は今何を考え何を求めているのか
今どんな言葉が欲しいのか
話したいのか聞きたいのか
アドバイスが欲しいのか共感してほしいのか
話を聞きながら、相手の所作や表情を注意深く観察しながら、これらを考えています。
基本的に人間は自分の話をするのが大好きです。
自分について話しているときに脳内で快楽物質であるドーパミンがたくさん出ることがわかっています。
キャッチボールで言うと、
相手が受け取りやすいようにスピードや角度に配慮してボールを投げるのか。
それとも相手が受け取る準備が出来ていないのに一方的にボールを2個も3個も投げるのか。
たまにコミュニケーションの意味をはき違え、ボールを受け取らず、一方的にボールを投げている人も見かけます。たまに相手の顔にボールをぶつけていることにも気づかずに。
「何を話すかが知性 何を話さないかが品性、どう伝えるかが人間性」
この言葉を胸に、今一度コミュニケーションのあり方を考えてみてはいかがでしょうか。
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